Rethink Fashion Wasedaが考えるサステナブルファッション

Writer: サステナモール編集部

2022/6/27

今回はInstagramを主な活動の場としている学生団体「Rethink Fashion Waseda」のメンバーの皆さんに、サステナブルファッションとは何か?古着はサステナブルなのか?について、BAZZSTORE高田馬場店を回りながら聞いてみました!

プロフィール

Rethink Fashion Waseda

ファッションにおける持続可能性について情報発信を行う学生団体。

今回ご参加いただいたメンバー

小林亜莉さん

井伊怜菜さん

舘林和奏さん

吉本紀華さん

ーーRethink Fashion Wasedaはどのような団体ですか?

サステナブルファッションに興味があり、かつ概念や取り組みを世に広めたいと思っている大学生が集まっている団体です。

Rethink Fashion Waseda (以降、Ref)は『サステナブルファッションをライフスタイルに(取り入れよう)』というモットーを持っています。ファッションに興味があったり、環境問題に方に興味があったり、そこは人それぞれですが、「サステナブルファッションを世に広めたいという思いを持っている」点は、Refメンバーみんなの共通しているところです。

ーーみなさん早稲田の大学生なのでしょうか?

早稲田だけに限らず、色んな大学の学生が集まるインカレです。一期目は早稲田生だけでしたが、二期目からは他の大学生も迎え入れるようになりました。今は全体で40人程度所属しています。

ーーどのような媒体を通して活動を広めていますか?

主にInstagramを使って発信しています。他にもYouTubeや、一時期はTwitterもやっていました。サステナビリティに関わるイベントや情報をリサーチしたり、サステナブルファッションに関わる人へのインタビューをしたり、企業さんとコラボレーションした内容などが主な配信内容です。

ーーこれまで企業とのコラボでどのようなものがありましたか?

SHIBUYA109さまのSHIBUYA109EYEZというプロジェクトで三井物産のアイファッション(今は日鉄物産株式会社の繊維事業部と統合し、MNインターファッションとなっている)とサステナブルファッションの知識を一緒に学んでいこうという取り組みに参加しました。
また、他サークルや団体の方々と一緒にサスティナブルファッションについて学んだり、製品作りに参加することもあります。
私がEYEZ一期生として参加していた時にはバナナの皮の繊維からできているバナナクロスを使ったエコバックを一緒に作って、それをクラウドファンディングで販売しました。

そのバナナクロスのトートバックをSHIBUYA109のPOPUPコーナーにて、期間限定で販売したことがあります。

WEGOさんが扱っている古着を使ったコーディネート企画を行ったこともあります。

リサイクル素材を使用して製品を作っているブランドさんの商品を提供してもらい、それをRef メンバーがコーディネートに取り入れてインスタグラムで紹介することもありました。

ーーRefが思う「サステナブルなファッション」とは?

難しい質問ですね(笑)。

Refは十人十色にサステナブルファッションってあり方があると思っていて、だから“Refが思う“という一つの答えを出すのは難しいです。

だけど、根底にあるのは「私たちにも地球にも優しいファッション」がサステナブルファッションだという考えです。私自身もそうですが、以前の代表もそういう風に言っていたので、この「私たちにも地球にも優しいファッション」という考え方は Refのサスティナブルファッションに対する共通の考え方としてあるのかなと思います。でも、人それぞれ捉え方が違うのはあたり前だと思います。

「十人十色のサスティナブルファッション」という考え方は私も同感です。

個人的に取り組んでいることとしては、本当に気に入ったものだけを購入し、それを長く使うようにしています。私の場合は古着をあまり着ないのですが、古着に対して抵抗があるというわけではなく、新しいものでも長く大切に使うというサスティナブルなスタイルが自分に一番合っていると思い、そうしています。

流れで買ってしまった服は本当に着なくなってしまうし、1着1着を大事に購入していくことを意識しています

縛られすぎてもファッションを楽しめなくなってしまうので、サステナブルを前面に押し出しているブランドじゃなくても、生地がしっかりとしていてちゃんと長く使えそうで、自分が気に入ったものだったら買って大切に長く使うようにしています。

私はサスティナブルファッションに興味を持ったきっかけがファストファッションの労働環境が厳しいということを知ったことからです。どこにいる人でも誰もが服を通して幸せになれると言うと壮大な概念になりますが、服を作っている人もいい服が作れて、尚且つその職場環境が楽しめるようなファッションがサスティナブルファッションなのかなって思います。

ーーこれまでみんなが言ってくれたような観点から言うと、古着はサステナブルなファッションだと思いますか?

そうですね。新しく生産されたものを購入するよりも、誰かが必要としなくなったものを購入して、ファッションの循環サイクルの形として、古着はとてもサステナブルなものだと考えます

自分たちが着なくなった服をフリーマケットやBAZZSTOREさんのようなリユースショップに買取りに出したりするのも、サステナブルな行動だと感じます。

ーー古着を購入する際に気をつけていることはありますか?

値段や斬新さに流されないことです!!

古着に限らず新品についても同様ですが、買っても結局着なかったら眠ったままになるので、本当に自分に合うかを考えた上で買ったほうがいいかなと思います。

買った時は気に入っていたけど、自分にはあまり似合わない服がどうしても出てきてしまう場合もあると思います。その場合は、BAZZSTOREさんのようなリユースショップで売る選択肢もあるので、あまり気負わず純粋にファッションを楽しむのもいいかなと思います。あとは買ってもその服を活かせないのであれば、他の活かせる人の手に渡ったほうがいいのかなって思います。

古着って素敵な服も多いので、ついつい買っちゃって一回しか着なかったりすることが多いですよね。井伊さんやみんなの話を聞いて、闇雲な買い物はやめようって思った同時に、家に眠っている服を売るのもサステナブルな選択肢だなと思いました。

ーー他のみなさんは着る機会がなくなった服をどうしていますか?

私も、リユースショップの買取りへ持って行ったり、メルカリを使うことが多いです。あとは、Refのフリーマケットに出品もしました。

私は、犬に服作っています。いらなくなった生地を詰めて帽子にしたりしています。

ーー犬のための服にリメイクというのもいいですね!友人に洋服を譲ることもあるのでしょうか?

私には妹がいるので、妹に譲ることがあります。

私も友達にあげたり、逆に貰ったりもします。

ーー今後のRefはどのような活動をしていく予定でしょうか?

今年7月あたりに、Ref単体でPOPUPの企画を予定しています。去年も開催しましたが他の団体さんとの合同だったので、今回は単独でやりたいなって思っています。

あとは、 RefのInstagramを強化していきます。具体的にはリールの投稿を増やしていきたいなって思っています。フィードやストーリの投稿頻度は変わらないかもしれないですが、一つ一つの投稿の内容をより一層充実させていきたいです。

ーーちなみに前回のポップアップではどのような活動をされていましたか?

前回はフリーマケットという形式で開催しました。場所を借りて、それぞれの団体のメンバーの着なくなったお洋服とかアクセサリーを集めて、販売しました。

あとは、来場してくれた人に着なくなったTシャツを持参してもらい、バッグを作る、ワークショップ形式のリメイク体験会を開催しました。メンバーがバッグの作り方をレクチャーしながら、すぐできる簡単なリメイク方法を教えていました。

ーー今後チャレンジしたいこと、やってみたいことはありますか?

Refで何かを作りたいです!Refに入る時の志望動機とかにも書いていました。いつか自分たちで一から商品を製作してみたいと思っているので、今後そのような機会が増えたらいいなと思います。

ありがとうございます!Refさんの今後の活躍と、サステナモールとコラボレーションを楽しみにしていてください!!最後に、撮影協力いただいたBAZZSTORE高田馬場店の皆さん、ありがとうございました!

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